ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

日常

東京にやってきたイラストレーターのひとり暮らしの日々―たかぎなおこ『ひとり暮らしな日々。』

あらすじ・概要 「絵の仕事がしたい」と一念発起して東京に出て来た著者は、郊外でひとり暮らしを始める。お金のない日々の中、工夫して自炊をしたり、インテリアを揃えたり。ひとりの寂しさもあるけれど、自由気ままなひとり暮らしを楽しむコミックエッセイ…

貧乏ふたり暮らしの生活感あふれる食事風景―得能史子『ペリーさんちのおきらく貧乏ごはん』

あらすじ・概要 ニュージーランド生まれのペリーさんと暮らす著者。あまり収入の多くないふたりは、いつも節約してご飯を食べている。買い込んだ食べ物を計画的に使いつつ、ときにちょっと贅沢をしたり、作り置きを使い回したり……。ふたり暮らしの食卓をユー…

兼業主夫の日常は洗練されてもいないしかっこよくもない―劔樹人『今日も妻のくつ下は、片方ない 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』

あらすじ・概要 音楽関係の仕事をしていたが、持ち前の不器用さで貧困に陥っていた著者。そんな中、恋人にプロポーズされ、兼業主夫として生きていくこととなる。だが、主夫としての日常は、かっこよくもなく洗練されてもいなかった。情けなさとユーモアと、…

自閉スペクトラム症の子どもと暮らす日常と療育のこと―たなかれもん『つま先立ちのサンちゃん』

あらすじ・概要 自閉スペクトラム症で発達がゆっくりのサンちゃん。いつもつま先立ちをしている彼女と、それを見守り育てていく両親。療育園のこと、生活のこと、好きな番組やDVDのことなど、サンちゃんの日常を描くコミックエッセイ。

ひとり身イラストレーターのズボラで情けない日々―フカザワナオコ『毎日がおひとりさま。―お気楽独身三十路ライフ』

あらすじ・概要 イラストレーターである著者は、30代ひとり暮らし、独身。結婚したい、恋人がほしいと思いながらも、出会いのない日々を過ごしている。ズボラで情けない、でもこの今の人生も嫌いじゃない。独身女性の日常を描いたコミックエッセイ。

新しく引っ越してきたお隣さんは魔王でした―雪乃下ナチ『となりの魔王 到来編』

あらすじ・概要 田舎の田園地帯に暮らす夏織(かおり)の家の隣に、魔王が引っ越してきた。ファンタジー世界から抜け出たような彼に夏織は戸惑うが、地域の住民はあっさり受け入れているようで……。夏織は、ご近所さんとして魔王と付き合い、その一般人とは違…

子どもがいなくなった家でパートナーとどう暮らすか―青沼貴子『夫とふたりでもうまく暮らすコツ『ママはぽよぽよザウルスがお好き』ダーリンとのその後』

あらすじ・概要 子どもたちが独り立ちし、夫婦ふたりで過ごすことが多くなった著者。子どもという共通の話題がなくなった間柄で、何を話せばいいのか……。ふたり暮らしの愚痴を交えつつ、夫婦で老いていくことを描いたコミックエッセイ。

東京のどこかで貧乏暮らしの青年が日常を生きる―前川つかさ『なにもないシアワセ 大東京ビンボー生活マニュアル』

あらすじ・概要 東京のどこかで、定職につかずぶらぶら貧乏生活をしているコースケ。たまに大家の手伝いをしたり、部屋に彼女がやってきたり、隣の学生と交流したり……。昭和後期の日常を、丁寧な筆致で描く連作短編。

格差社会の中で語られるすっとぼけた労働文学―津村記久子『ポトスライムの舟』

あらすじ・概要 29歳のナガセは、工場で働いている。ある日自分の年収がほぼ世界一周にかかる値段であることを知ったナガセは、工場の給金を一年間丸ごと貯め、他の仕事で生活をすることを思いつく。表題作ほか、格差社会を描いた二編を収録した本。

こういう生活が本当にうらやましい―阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』

あらすじ・概要 女芸人阿佐ヶ谷姉妹。彼女らはふたりで狭いワンルームに暮らしていた。同居のわずらわしさや楽しさ、近所の人たちとの交流を交互にエッセイとして書き記していく。ふたりの書いた恋愛小説も収録。 「普通」でないことを受け入れられる生活う…

アラサーゲイ男性の悩みと楽しさの日常―あさなさくま『あさな君はノンケじゃない!』

あらすじ・概要 著者はアパレル系企業に勤める普通の男性。ひとつだけちょっと違うのは、男が好きということ。「自分は普通じゃない」と揺らぐ十代のころの思い、失恋をする日々、そして恋人との出会い。ゲイ特有の日常と、悩みを描くコミックエッセイ。

コロナ禍の1年間で変わったこと5つ

お題「#この1年の変化」 公式企画で「この1年の変化」について語ろうということで、私も記事を作ってみました。項目は5つ。 それほど変わっていないと思い込んでいたけれど、書き出してみるといろいろ変化を思い出すものですね。 東京が遠くなった 大阪を…

これを読む前に見た記事のせいで怖くなくなってしまった―小野不由美『鬼談百景』

あらすじ・概要 読者から怪談を収集していた小野不由美。送られてきた体験談をもとに、ひとつひとつを作品としてブラッシュアップした。日常の中の、理屈では説明できないできごとを99話綴る。

フランス文学者による衝動買いおもしろレビュー―鹿島茂『衝動買い日記』

あらすじ・概要 フランス文学者、鹿島茂は買い物が大好きである。店を物色し、いつも衝動買いをしては、後悔したり、当たりを引いたりしている。腹筋マシーン、猫の家、財布など、著者が購入した「衝動買いグッズ」とその後の使用結果を面白おかしく書いた連…

花丸な男士たちの花丸な日々 『続 刀剣乱舞―花丸―』感想

そういえば見ていたのに感想を書いていなかったな、と思いまして。 あらすじ 前作で修行に旅立った大和守安定。彼を待つ加州清光は、新しい刀のお世話係に任命される。新しい刀が増え、新しい一年が始まる。刀剣男士たちはどのように季節を過ごしているのか……

ラブラブカップルに訪れた同棲終了のお知らせ おりはらさちこ『同棲終了日記 10年同棲した初彼に34歳でフラれました』

あらすじ 10年以上彼氏と同居し続けていた著者。しかし他に好きな人ができたと恋人に言われてしまう。修羅場を経て、同棲解消を決めたふたり。期日までの重苦しい時間が始まった……。

人見知りの著者のブラジル町での友達チャレンジ 中川学『群馬県ブラジル町に住んでみた ラテンな友達づくり奮闘記』感想

日本にブラジルの人がたくさんいる町があるのは知っていましたが、それがどんなものなのかは知らなかったので手に取った本です。 あらすじ 「外国の人と友達になりたい」と思っていた著者は、群馬県にブラジル人が多く住む地域、大泉町があることを知る。そ…

将棋棋士の夫は頭はいいけどどこか変 伊奈めぐみ『将棋の渡辺くん1』感想

読みたいと思っていたけれどチャンスを逃していた漫画です。 ちょうど藤井四段のニュースをやっていて、その流れで入手してみました。 あらすじ 渡辺明は将棋棋士。ぬいぐるみが好きで、漫画が好き。頭はいいけれど将棋以外の情報がなかなか頭に入らない。そ…

インパクトのあるエピソードで「お酒はほどほどに」がわかる まんしゅうきつこ『アル中ワンダーランド』感想

画像ではわかりませんが、表紙が箔押しで地味に豪華。 ブログに載せるのがだいぶ恥ずかしいペンネームだ……。 あらすじ ブログをきっかけにイラストレーターの仕事を始めるものの、多忙で家事がままならなくなった著者。お酒でそれを解決したことをきっかけに…

何気ない日常の中に描かれる「被爆者である」悲しみ こうの史代『夕凪の街 桜の国』感想

『この世界の片隅に』が面白かったので原作者の本も読んでみたいなと手に取りました。 手に取って初めて意外と薄い本だと知りました。 あらすじ 原爆投下から10年経った広島。皆実は貧しいながらも穏やかな日常を生きていた。しかし原爆の記憶が、彼女の生…

北欧女子オーサ、日本で文化ギャップに出会う オーサ・イェークストロム『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』

本屋で見かけて気になっていたコミックエッセイです。 あらすじ 勉強のため、スウェーデンから日本にやってきた著者。しかし日本は彼女の想像を超えていた。スウェーデンのオタク女子が日本の不思議との出会いを描いた、四コマブログの書籍化。