あらすじ・概要
幼いころから睡眠障害に悩まされてきた著者。睡眠障害と生きた人生のあらましから、病気や薬と睡眠の関係、著者なりの安眠法、などを描くコミックエッセイ。
寝付けない日々が続いたので読んでみた
最近ストレスで寝付きにくい日々が続いていたので読んでみました。
そもそも「熟睡できた」経験が少ない著者の人生にびっくりしてしまいました。そういう生活もあるんだなあ。
著者の不眠気味な生活は、ストレスへの脆弱性、感覚過敏、双極性障害の持病と、複数の原因が絡み合っています。ひとつひとつの原因をなんとか減らそうと模索する過程は話としては面白かったです。
私も双極性障害なので、「寝られないときはしかたない」と開き直れない気持ちはわかります。双極性障害って徹夜すると躁転するので……。眠れない夜にいかに体を休め躁転を防ぐかって死活問題なんですよね。
この本を読んだ結果寝られたかというとそんなことはないんですけれど、ひとつの意見としては参考になりました。でもこの電子書籍の影響で時計を買い替えました。連続秒針の音がカチカチ言わないやつ。
お金で解決できることは解決しちゃった方がいいということですね。