ストレスマネジメントについて調べるシリーズ。
書籍概要
生きていくために避けられないストレス。それを軽減し、上手く生きていくためにはどうすればいいか。アサーションや生活リズムの観点から、ストレス管理の方法を解説する。
入門書としてはクオリティが高い
入門書なので、私としては知っている部分が多かったけれど、それでもなかなかよくまとまっている本でした。
基礎的なことを踏まえながら、それでいて情報量が多く、読んでいて中だるみするところがなかったです。
内容としては初歩的ですが、巻末に推薦図書が載っていて、「もっと知りたい」という場合に対応しているところが親切だと思いました。
入門書としては、かなりクオリティの高い本だと思います。
ただアンガーマネジメントについてはまだ詳しく調べていないので、今度本を探してみたいと思いました。
自分のホームポジションに戻る
この本で印象的だったのはこの部分です。
うつ病を患ってつらい経験をしたある方が、回復後に「元気になったのは、自分のホームポジションに戻ることを学んだからです」という印象的な言葉をおっしゃっていました。
(P32)
自分のホームポジションに戻るということは、まず自分が「どういう状態が普通か」ということをわかっていなければなりません。
まず自分自身の健康な状態を知り、それに向かって戻していくことがストレスマネジメントなんだなと思いました。
まとめ
知っていることが多かったので役に立ったかと言うとそこそこですが、シンプルながらも情報が多くてよかったです。
ストレスマネジメントについて調べたい人が入れば、おすすめしたい本でした。
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