dtvで見た映画もだいぶたまってきたので、その中でおすすめのものをピックアップしました。以前見た映画も混ぜています。
ただ、dtvはラインナップが結構な頻度で変わるので、読者の方が見ようと思ったときには配信が終わっている可能性もあります。ご了承ください。
- 『リンダリンダリンダ』
- 『悪人』
- 『Mr.&Mrs.スミス』
- 『小さいおうち』
- 『クワイエットルームにようこそ』
- 『12人の優しい日本人』
- 『はじまりのうた BEGIN AGAIN』
- 『アルマゲドン』
- 『美女と野獣』
- 『X-MEN ファースト・ジェネレーション』
- 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
- 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
- 『舟を編む』
- 『紙の月』
- 『超高速!参勤交代』
- 『スクール・オブ・ロック』
- 『言の葉の庭』
- 『告白』
- 『タイタニック』
- 『最強のふたり』
- 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
- まとめ
『リンダリンダリンダ』
文化祭直前で喧嘩してしまった軽音部のガールズバンド。彼女らは韓国からの留学生を新しくボーカルに招き、ブルーハーツの音楽で文化祭のステージに出ることに。
文化祭までのたった三日間の青春のきらめきが美しい映画です。見ているとまた文化祭に出たくなってきます。
韓国人のボーカルと言う異文化を内包しながら、それがさらっと扱われているところが逆に面白いです。
『悪人』
出会い系サイトで出会った孤独な男女は、身を寄せ合うように恋に落ちました。けれど男性は殺人犯でした……。周囲を巻き込みながらふたりは逃避行をします。
逃避行のシーンの美しさが胸を打つ一方、彼らのせいで人生を狂わされた周囲の人々の描写がつらいです。どこにも出口がないです。
過酷な話なので、精神的に余裕があるときに視聴することをおすすめします。
『Mr.&Mrs.スミス』
平凡な夫婦だったスミス夫妻。しかしお互いがスパイだとわかった瞬間、秘密を守るために殺し合わなければならなくなりました。
戦闘力の高い夫婦がドンパチしながら本当の愛に目覚めていくアクションコメディ。「いい話だった……のか?」という疑問符付きのハッピーエンドが笑えます。
結婚した後のすれちがいや倦怠感もリアリティがあって、アクション作品なのに感情移入してしまいます。
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『小さいおうち』
とある家に働きに出た女中、タキ。彼女は奥様の禁断の愛に気づいてしまい葛藤します。
不倫ものなので好き嫌いが分かれると思うんですが、お見合い結婚が普通だった時代、恋を知らないまま妻になった女性の気持ちを考えると切なくなります。
奥様を愛するがゆえに、良心と葛藤するタキの心情がありありと想像できて苦しいです。
『クワイエットルームにようこそ』
ある日主人公が目覚めると、精神病棟のクワイエットルームで拘束されていました。なんとか閉鎖病棟から脱出したい主人公は……。
笑っていいのか悲しんでいいのかわからない閉鎖病棟での生活。そして終盤の怒涛の展開が素晴らしいです。
ギャグが独特なので、見る人は選びそうですが、私はすごく好きです。
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『12人の優しい日本人』
「もしも日本に陪審員制度があったら」という仮定で描かれる会話劇。有名映画『12人の怒れる男』のオマージュです。
二転三転する展開、変わり続ける意見にはらはらします。そして最後には人が人を裁く意味について考えさせられます。
結果はひとつでも、議論を尽くすことに意味があると感じられる作品です。
『はじまりのうた BEGIN AGAIN』
会社を首になった音楽プロデューサーは、街でアマチュア歌手を見出し再起を図ります。
話はベタベタなんですが、キャラクターの心情を丁寧に描いているので新鮮味をもって見れます。みんなを応援したくなりました。
そしてこの設定で、劇的な変化はなく、さらりと結末を迎えるところも好きです。
『アルマゲドン』
掘削技師が宇宙に行って隕石を爆破する映画。
技師TUEEEEという感じで気分のいい映画です。こういう地味な職業の人が表舞台に立つのは新鮮で楽しいです。
失敗したら人類滅亡という前提があるので、そうそう楽しいだけでは終わりませんが。「本当にできるのか?」と展開にはらはらします。
『美女と野獣』
ディズニーじゃないほうの実写版美女と野獣。歌いません。
幻想的なな世界が丁寧に描かれていて、ファンタジー好きにはたまりません。すごく耽美。どこを切り取っても絵になります。
ストーリーとしてはそのままなので驚きはないですが、雰囲気映画が楽しめる人には面白いと思います。
『X-MEN ファースト・ジェネレーション』
ミュータントと呼ばれる超能力者と普通の人間との共生を考えるアクション映画。X-MENシリーズはみんな好きですが、一本で見やすいものをピックアップ。
能力バトルの描き方がかっこよくて素晴らしいです。こんな使い方があったのか!とわくわくします。
男性同士の友情と別離を描く作品でもあります。さよならで終わる話にグッとくる人はぜひ。
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ドイツの暗号機エニグマを破るため、今のコンピューターの原型を作り上げた数学者の物語。
コミュ障の天才が友達を得て何かを成し遂げる……というところまでは王道なのですが、彼には悲劇が待ち受けていました。その悲劇は何度思い出してもつらいです。
悲しくてやるせないけれど、美しい愛の物語です。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
詐欺まがいのことをしてウオール街をのし上がった男の伝記を実写化。
R18指定映画。性描写もそうだけれど、ラムネをかじる感覚で薬物が扱われているのがやばいです。良い子は真似してはいけない映画です。
文句のつけようのないクズ野郎だけど、クズっぷりが吹っ切れていて爽快感があります。ああはなりたくないですが。
『舟を編む』
落ちこぼれ気味な社員が辞書作りの部署にスカウトされ、そこで辞書の面白さに目覚めていく話。
自分が話すの苦手なせいか、コミュ障の主人公ががんばって何かを成し遂げる話に弱いんですよね……応援したくなってしまいます。
挿入されているラブストーリーもほほえましくていいです。
『紙の月』
ごく普通の女性銀行員が横領に手を出し、豪遊する破滅的映画。
主人公がどんどん罪の意識をなくしていくのがやばいです。まともな稼ぎ方ができなくなるから横領と言うのは怖いんですね……。
豪遊シーンも刹那的な美しさがあって好きです。見ていてハラハラするけど見るのをやめられません。
『超高速!参勤交代』
3日で参勤交代することになってしまった藩士たちのコメディ時代劇。
現代的な演出を取り入れつつ、時代劇らしいアクションシーンや勧善懲悪なストーリーを踏襲していて、みんなで楽しめる映画です。家族やカップルで見るのにお勧め。
藩士たちもみんなキャラクターが濃くて楽しいです。見ていて飽きないです。
『スクール・オブ・ロック』
ロックミュージシャンが家賃を払うために先生になり、子どもたちにロックをやらせる学園もの。
主人公は小太りのダメなおっさんだけれど、子どもたちとの交流を通して先生らしく成長していくのが心を打ちます。
アジア系や太った子など、子どもたちが多様な出自から構成されているのも優しいですね。
『言の葉の庭』
雨の日だけ出会う女性に恋をした高校生の話。
年の差恋愛が好きな人にはぜひ見てほしいです。年を経たゆえにずるくなってしまう年上、まっすぐに愛そうとする年下……と言う構図はべたですが大好きです。
新海誠の美しい背景美術も見ていて癒されます。東京ってこんなに美しかったっけ?と思います。
『告白』
子どもを殺された教師のえげつない復讐譚。
ひたすら嫌な気持ちになるサスペンスです。精神的に余裕があるときに見てください。見た後はしばらく打ちのめされる可能性が高いです。
人間の悪意がたっぷり込められたストーリーを、独特の演出で見せつけられる作品です。
『タイタニック』
沈没する船の上で展開する身分差ラブストーリー。有名な作品だけど、せっかくなのであげちゃいます。
ラブストーリー部分ももちろん面白いですが、船が沈んでいき人々が混乱する様子はパニックものとしても楽しめます。乗客が我を失ったり達観したりする様子は結構生々しくて怖いです。
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- メディア: DVD
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『最強のふたり』
ガラの悪い男をヘルパーとして雇ったまひのある大富豪。すぐ破綻するかと思いきや、二人は馬が合って……。
正反対の二人がお互いを認め合い、友人として相手のいいところを吸収していくのが面白いです。障害関係なく、こんな友達が持てたらいいなと思えます。
地味な映画ですが、心があったまる優しい映画です。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
天才詐欺師の青年と捜査官の追いかけっこを描いた犯罪作品。
犯罪を扱っているのにどことなくユーモラスで見ていて楽しいです。どんどん展開する物語の続きが気になります。捜査官と詐欺師の青年との不思議な関係性も見どころです。
タイトルは鬼ごっこの掛け声で「捕まえれるものなら捕まえてみろ」の意味。
まとめ
こうしてみると結構見ましたね。レンタルよりも配信が遅いことが多いので、万能ではありませんが、昔の映画を見たい人には便利だと思います。
dtvでのタイトル探しの役に立てれば幸いです。
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