ブックワームのひとりごと

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エジソンとテスラが電気の覇権を巡って対立―『エジソンズ・ゲーム』

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エジソンズ・ゲーム(吹替版)

 

あらすじ・概要

発明王・エジソンに雇用されたテスラは、「給料を上げてやる」という言葉でエジソンの無茶振りに応えたが、給料は上がらなかった。テスラは実業家ウェスティングハウスと組み、「交流方式」の電力の普及を目指す。しかしエジソンは「直流方式」を支持しこれと対立する。

 

男と男のドロドロ展開

男同士のドロドロ展開だ! 女同士のドロドロ展開はいろんなところで見るけど男は珍しいので嬉しいです。

 

テスラは紳士だし、エジソンは性格悪いけど一応彼なりの倫理観はあります。そういう「悪いやつではない」彼らが、男のプライド、名声欲に狂わされ、あくどい手を使ってでも覇権を狙おうとする姿が面白かったです。

人間味のあるシーンと、訴訟やネガティブキャンペーンなどの骨肉の争いが同時に描かれ、二面性を感じる作品でした。

 

しかしこの映画、画面がめちゃくちゃ暗いので、小さい画面だととても見づらいです。タブレット端末で再生していたんですが、常にじっくり眺めていないと誰が話しているのかわかりづらいです。

なるべく大きな画面で見るのを推奨、というか映画館で見るのが一番わかりやすいと思います。

多分画面が暗いのは「電気が普及する前の時代」だということを強調しているのだと思います。

 

あと最後はちょっといい感じに終わってがっかりしました。もっとドロドロしたまま終わってほしかったです。これは完全に私の趣味ですけどね。

 

エジソンズ・ゲーム(吹替版)

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エジソンズ・ゲーム(字幕版)

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