ブックワームのひとりごと

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『かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』緒方隆秀 感想

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あらすじ・概要

路上で歌を歌っていたヒポポは、ある日ゾロリと出会う。ゾロリはヒポポの歌声を金儲けに利用したいと思った。しかしヒポポは大声を出すのが苦手。ゾロリは妖怪たちと協力して、ヒポポに大きな声で歌うレッスンをする。

 

ゾロリのこと好きになっちゃうよ

ゾロリがかっこよすぎて私が女児だったら惚れてしまうところでした。こんな優しくされたら好きになりますよ!

女の子にここぞというところで優しい言葉を言い、励ますゾロリが魅力的でした。

かいけつゾロリは子どものころ読んでいた時期はありますが、アニメは見たことがなく、雰囲気の違いに驚きました。

私が読んでいる当時のゾロリはブラックジョークやお下品ネタが多く、「子どもがやりたい悪いことを代わりにやってくれる作品」という印象が強かったです。

アニメ映画はかなり善良な作品で、黒いネタも封印されていました。

 

ストーリーは、気弱な歌手が自分に自信を持っていく話です。

自信を持つ手伝いをしてくれるのが、妖怪という、「ふつう」とは少し外れた存在なのもよいです。

歌手を始めとする女性アーティストが外見で評価せれてしまうという悩みに触れているのも好きでした。

 

短めの映画ですが、作画もよく、楽しい気持ちになれる作品でした。