あらすじ・概要
ドイツ、ベルリン在住の著者夫婦は、ヨーロッパを旅しながらその土地のおいしいものを食べる。パンやお菓子、屋台グルメ、豪華な朝食など、食事からその国の文かが見えてくる。かわいくて美麗な食べ物エッセイ。
絵柄がかわいくてかっこいい おいしそう
とにかく絵柄がかわいくてかっこいいです。ずっと眺めたくなるコミックエッセイです。
作品のメインテーマであるヨーロッパの風景と食べ物はしっかり描き込まれており、それでいて描写がくどくなりすぎない抜け感があります。
自分もおしゃれになった気分になります。
テーマもヨーロッパの日常食なのがいいですね。屋台で買い食いしたり、パン屋に入ったり。ポテトフライやフランスパンなどの日本でも見かける食べ物は、旅の途上で食べると不思議に違った意味を持ちます。
モーニングが好きなのでフル・ブレックファスト食べたいですね。
著者が治安が悪い地域だと脅されていて、行ってみたらいい人ばかりだった……という話も共感しました。私はよその地域の人から治安が悪いと言われがちな地域にすんでいるので。
よそより治安が悪いことは否めないですが、みんな犯罪をしようとてぐすねひいているわけではないし、普通に生活してる人まで悪く言われるのは嫌なんですよね。
表紙は著者たちが住むドイツのカリーヴルスト。焼いたソーセージにケチャップとカレー粉をまぶすだけのシンプルな料理です。ドイツの国民的屋台料理らしいです。食べてみたいです。