ブックワームのひとりごと

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『くうのむところにたべるとこ』ヤマシタトモコ マーガレットコミックスDIGITAL 感想

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くうのむところにたべるとこ (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

あらすじ・概要

生ハムの原木を見ながら妄想にふけるコックの男。その妄想は想像を越えた内容になって……。ぬかどこをこねる女、食事をする女性同士のカップル、意味深な会話をする高齢夫婦など、食べ物と恋愛をテーマにした連作短編漫画。

 

ギャグの強い連作短編でサクッと読める

食べ物に関する連作短編。ギャグ色が濃いめです。

生ハムの原木を見ながら妄想にふける青年が面白かったです。ぼんやりしているときに妄想があっちこっち行くことってありますよね。荒唐無稽だけど共感します。

 

外面がよくておしゃれなお年寄りカップルを装っていますが、実際普通のおじいさんおばあさんでしかないふたりも笑いました。勝手に勘違いする周囲の人たちにもウケます。でもこういうアカデミックっぽい会話ができるということは素質があるんでしょうね。

「相手のこういうところにセクシーさを感じる」という会話の理想と現実の違いに変な笑みを浮かべてしまいました。

 

基本男女CPの話ではありますが、特に説明なく同性カップルが出てくるのが現代の漫画だなあとなります。ラブラブでかわいいですね。

 

気軽にサクッと読める漫画なので、細かいことを考えたくないときにおすすめです。

 

 

 

 

 

 

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