ブックワームのひとりごと

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相撲が好きすぎる漫画家の相撲文化レポート―はすまる『どすこいダイアリー』

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どすこいダイアリー

 

あらすじ・概要

大の相撲好きで、相撲にまつわる漫画を描いている著者。そんな著者が相撲の面白さ、歴史の趣深さを解説。相撲を見に行ったり、力士たちの練習風景を見学したり、相撲はなぜ長い間人々に愛されてきたのか……。

 

著者の「感動」が伝わってくるよう

不祥事が多くて自分の中の相撲の印象が地に落ちてしまったんだけれども、何も知らないまま嫌うのもどうかなあと思って読んでみました。

 

相撲ファンである著者は、漫画で事細かに相撲の面白さ、文化の奥深さを描いていて面白かったです。まあこんなに歴史があるんだから面白くないと続かないよなあ。

興味のない人間には練習してるだけ、しこ踏んでいるだけのシーンでも著者がいちいち感動し、心を動かして漫画として描いています。私が見ても全然面白さが理解できない自信があるけど、見る人が見れば感想は違うのでしょう。

 

相撲の街、両国を取り巻く相撲文化や、両国のグルメについても記述があり、東京という街に興味がある人にも面白いかもしれません。

 

しかし、ちゃんとしたファンがいるのに、それを裏切るような真似をする業界はやっぱりよくないと思います。もうちょっと風通しのいいスポーツになればいいと思うんですけど。

 

どすこいダイアリー

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