ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

テロ

原作の雰囲気を踏襲したノベライズ 幾原邦彦・高橋慶『輪るピングドラム 上』感想

『輪るピングドラム 上』を読みました。 原作のアニメを見たのはずいぶん前なんですが、ファンの間で評価が高いノベライズと聞いて手に取ってみました。 輪るピングドラム 上 作者: 幾原邦彦,高橋慶 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/07/04 メディア: …

インドにおける愛国的団体はなぜ浸透したのか 中島岳志『ヒンドゥー・ナショナリズム』感想

積読崩そうとして放置してた本を消化してます。『ヒンドゥー・ナショナリズム』もその一冊。 ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2002/07 メディア: 新書 購入: 1人 クリッ…

虐殺を作り出す言語とは 伊藤計劃『虐殺器官』感想

『虐殺器官』を読みました。 読みたいと思いつつ、ヒネてるので流行りのものにはすぐ手出しできなかったのでした。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/02/10 メディア: 文庫 購入: 75人 クリック: 954回 こ…

オウム信者たちが語る「オウム真理教」の姿 村上春樹『約束された場所で underground2』感想

『約束された場所で underground2』を読みました。 『アンダーグラウンド』の続編ということで読んだ本です。 約束された場所で―underground 2 (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2001/07 メディア: 文庫 購入: 14人 クリック: 7…

被害者62人が語る地下鉄サリン事件の真実 『アンダーグラウンド』感想

『アンダーグラウンド』を読みました。 1000円くらいするのか、高いな~と思ったら700ページで二段組みという文章量。むしろ安かったです。 アンダーグラウンド (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1999/02/03 メディア: …