ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

宗教

宗教にまつわるコミックエッセイおすすめ15選 聖職者・宗教二世・巡礼・参拝

宗教にまつわるコミックエッセイのおすすめをまとめてみました。 私は、信心が薄く、初詣ですら面倒がって行かないことがあります。それでも他人の信仰には興味があります。 おそらく宗教の、理屈だけでは理解できない、人間の本能と繋がっているところに惹…

『宿坊さんぽ』上大岡トメ+ふくもの隊 KADOKAWA 感想

あらすじ・概要 寺院に付随している宿泊施設、宿坊。そこでは一般の人向けに修行の体験が行われている。著者は日本のいろいろな宿坊をめぐり、そこでしか味わえない経験をする。精進料理を食べたり、修行したり、座禅を組んだり……日本の仏教文化を学べる宿坊…

『神主さんの日常』瀬上あきら マッグガーデンコミックスEDENシリーズ 全2巻 感想

あらすじ・概要 埼玉県に存在する三峯神社。漫画家である著者はその神社の神職を取材する。そこからわかったのは、神主という仕事の大変さだった。力仕事が多かったり、祭祀に使うものを手作りしたり、賽銭泥棒への対応だったり……意外と知らない神主の日常を…

AmazonPrimeで『ハズビン・ホテルへようこそ』を見た感想

あらすじ・概要 ルシファーの娘で地獄のプリンセス、チャーリーは地獄の人々を天子の裁きから救うためにホテルを開いた。ホテルで悪人を構成させ、救済を与えようとする。しかし地獄の人々は悪人だけあって曲者ぞろい。チャーリーの計画はなかなかうまくいか…

『宝石の国』市川春子 アフタヌーンコミックス 感想

あらすじ・概要 意思を持ち動く宝石たちが暮らす世界。落ちこぼれのフォスフォフィライトは博物誌をまとめる仕事を任される。しかしいい加減なフォスは仕事に身が入らず……宝石をさらう月人たちとの戦いを重ねるうちに、フォスは体も心も変容し続けていく。 …

『てくてく巡礼~秩父札所三十四ヶ所観音霊場&三峯神社~』蛸山めがね 白夜書房 感想

あらすじ・概要 秘仏が公開されることをきっかけに秩父に興味を持った著者。彼女は秩父の寺院をめぐって巡礼をする。山と山を歩きながら、秩父における信仰や文化に触れていく。巡礼をする中での交流にも心癒されていく。 秩父の巡礼文化に触れる 関東のこと…

『日本一の「婚活スポット」を拝み倒す! 出雲縁結び散歩』まのとのま 徳間書店 感想

あらすじ・概要 二人組の漫画家であるまのとのまが、今度は出雲に旅行に出かける。縁結びにまつわるパワースポットをめぐり、周囲のグルメや文化に触れる。出雲にある神々の伝説、言い伝えも紹介。盛りだくさんな旅行コミックエッセイ。 神秘的と言うより俗…

『イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか』内藤正典 岩波新書 感想

あらすじ・概要 今、ヨーロッパでイスラーム教徒排斥の渦が巻き起こっている。ヨーロッパはなぜイスラームとの共生に失敗したか、イスラーム教徒の出身国では何が起こっているのか。ヨーロッパに偏った報道を批判しつつ、ヨーロッパとの軋轢を目の前にしたイ…

『心を病んだ父、神さまを信じる母』ゆめの イースト・プレス 感想

あらすじ・概要 キリスト教徒の母と、気難しく扱いづらい父。やがて父は統合失調症を発症し、一家は父の妄想に悩まされることとなる。不穏で気まずい家庭の中、母は神の教えを支えに生活していた。 すっきり終わらないが印象的なエッセイ すっきり終わらない…

『ミャンマーで尼になりました』天野和公 イースト・プレス 感想

あらすじ・概要 子どもの頃から宗教的なものにあこがれがあった著者は、結婚して寺嫁となる。そして、ミャンマーで尼になり修行をすることにした。ミャンマーの仏教文化や、尼同士のやりとり、そして宗教思想を語る本。 ミャンマーの寺に集まる国際的な人た…

『とある宗教に母が3億円お布施しまして』HARU 徳間書店

あらすじ・概要 明るい母が、カルト宗教にハマってしまった。裕福な祖父からお金をもらって高額な霊感商品を買い、家では宗教的な暴言を言う。おりしも引きこもりや不登校でばらばらだった著者家族は、母親だけではなく、自分たちとも向き合うこととなる。 …

『寺よ、変われ』高橋卓志 岩波新書 感想

あらすじ・概要 「葬式仏教」と言われ、儀礼的な葬式や法事の運営に終始している日本仏教。著者はそんな仏教に不満を感じ、寺に人を呼んだり、ボランティア活動に参加したりして新しい仏教の形を模索する。仏教を支えていたイエ制度が崩壊する中で、今の仏教…

『トルコ 建国一〇〇年の自画像』内藤正典 岩波新書 

あらすじ・概要 イスラーム国唯一の世俗主義を掲げ、今日まで存在してきたトルコ。その内側には、宗教と政権の対立、クルド人をはじめとする国内のマイノリティへの苦悩が渦巻いていた。国内外の困難と、それに立ち向かおうとするトルコの人々。ニュースでは…

『聖徳太子』池田理代子 フェアベル

あらすじ・概要 古代の日本では、日本古来の神々を信仰する人々と、仏教を国を礎としようとする人の権力争いがあった。幼い頃から不思議な力があった厩戸皇子は、仏教を元にした国を作り、人々を助けることが自分の使命だと思うようになる。摂政となった厩戸…

『骨と十字架』感想 (2028/10/2まで無料配信)

YouTube無料配信リンク↓ www.youtube.com あらすじ・概要 生物学者でありながら聖職者でもある主人公は、進化論を肯定する。しかし進化論を認めないカトリックは、彼を左遷して中国に送る。それでも彼は神を信じ、また、進化論を神の恩寵として調査を続ける…

わりとしっちゃかめっちゃかな日本神道と仏教―義江彰夫『神仏習合』

あらすじ・概要 日本において、神道と仏教は混じり合っていった。これを神仏習合と言う。時の権力者において、神道と仏教はどういうもので、いかにして神と仏は同一視されるようになったのか。朝廷や貴族社会、武士の社会と権力の移り変わりとともに、日本人…

イスラム教徒の男性と結婚したらカルチャーショックを受けた―ハスナ『笑える 腹立つ イスラム夫と共存中』

あらすじ・概要 海外旅行をしていた著者は、それがきっかけでイスラム教徒の男性と結婚することになる。神を信じる男と信じない女、文化の違いは大きくて……。コミカルな描写ながらもイスラーム文化と日本文化を比較するコミックエッセイ。 私たちと違った倫…

彼氏と別れた女性が東京と京都の神社を巡る―ichida『こっそり行きたい 欲望ご利益神社』

あらすじ・概要 彼氏と別れ、さらにその彼氏にストーカー扱いされてしまった主人公。元彼への恨みつらみや、新しい恋愛への願望とともに、東京の神社を巡る。さらに神道に興味がある同僚とともに京都旅行へ。そこでもさらに神社を巡り、今までのネガティブな…

実家が寺の著者が、住職の兄をネタに仏僧の世界を語る―杜康潤『坊主DAYS』

あらすじ・概要 漫画家、杜康潤の実家は臨済宗の寺。住職である兄に聞き取り調査をしつつ、僧侶になるまでの苦労や、寺での日常を語る。僧侶になるまでの修行の厳しさ、住職として地域を支える多忙さ、現代ならではのお寺の事情など、宗教が身近に感じるかも…

3つの宗教が混じり合う聖地へ―りえぞう『イスラエルに行ってみた 旅行記コミックエッセイ』

あらすじ・概要 バックパッカーとしてイスラエルに行ってみたいと思っていた著者。しかしイスラエルに入国後、敵対する国に行けなくなる場合がある。アラブの他の地域を巡ったあと、ようやくたどり着いたイスラエルは、3つの宗教の対立を象徴するような場所…

宗教2世のエピソードを淡々と漫画で収録―菊池真理子『「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~』

あらすじ・概要 自分の親は宗教を信じていた。それだけで長く排斥感を感じ、生きるのに悩む人々がいる。自らも宗教2世である著者が、2世たちに聞き取り調査を行い、そのエピソードを漫画に起こした。2世たちの宗教との決別、そしてその後の人生とは……。

宗教ゆえに倫理観が狂い子どもを傷つける親―いしいさや『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』

あらすじ・概要 子どものころ、母親の宗教に付き合わされていた著者。頻繁に行われる集会や、布教活動で自由な時間が少なく、また、友達付き合いや男女交際も強く制限される。普通の生活が送れない辛さに、徐々に宗教に対して信頼を失っていった著者は、棄教…

親がカルト宗教にハマってしまった子どもが星を見上げる―今村夏子『星の子』

あらすじ・概要 ちひろの両親は、病弱だったちひろが「特殊な水」で治癒したことから、あやしげな宗教にのめり込むようになる。ちひろはそんな両親にうっすら違和感を覚えながらも、ともに暮らしていく。やがて姉が家出し、中学生3年生になったちひろは、あ…

統一教会を抜け出した宗教二世たちの座談会―たんぽぽ『元宗教二世午後のないしょ話』

あらすじ・概要 統一教会を信仰する両親の元に生まれた三人の女性。今は教会とは距離を置き、パートナーと日常を送っている。女性たちは対談形式で過去のことを思い出し、当時の苦しみを語る。他の宗教二世たちにエールを送る本。

海の魚を見るゲーム、コロナ禍の旅漫画、親の宗教に付き合わされる子。最近読んだ、見た作品5つ(2021117)

専門家と極上の癒しゲーム『ABZU』で海の生き物探索してみた ダイビングできるゲームを水族館の飼育員が解説してくれる動画。 きれいなゲームですね。そしてぽんぽん魚の名前が出てくるゲストはさすが。 ロウニンアジの群れを見つけたシーンの盛り上がりよう…

エホバの証人を信じていた女性が棄教したその後―たもさん『カルト宗教やめました』

あらすじ・概要 母親が信じていた宗教、エホバの証人から抜け出し、新しい人生を歩み始めた著者一家。日常の変化に戸惑いながらも、ずっと教義の影響でできなかったこと、やりにくかったことを少しずつこなしていく。また、未だエホバの証人の信者である実母…

結婚して子どもを持ったことをきっかけにエホバの証人から脱出―たもさん『カルト宗教信じてました』

あらすじ・概要 母親が「エホバの証人」に入信し、自らもエホバの証人に引き入れられてしまった著者。幼いころ頭に刷り込まれた価値観を、当たり前のものとして暮らしてきた。しかし信者の中では不真面目な夫と結婚し、子をもうけてから、少しずつ団体に疑念…

自動販売機の付喪神と人間の恋物語―二宮酒匂『幼馴染の自動販売機にプロポーズした経緯について』

あらすじ・概要 神社の跡取り息子である主人公は、自動販売機の付喪神と出会い、子ども時代を共にする。交流の中で付喪神に恋をしたことを自覚し、叶いそうもない恋に悩む。一方で、耐用年数を大きく超えた自販機は、その寿命が尽きようとしていた。主人公は…

病を克服した著者がヨーロッパで「祈り」の旅―赤池キョウコ『ヨーロッパスピリチュアル街道を行く!』

今日の更新は、赤池キョウコ『ヨーロッパスピリチュアル街道を行く!』です。 あらすじ・概要 ロンドンに住む著者は、大病をしたことをきっかけに「祈り」について興味を持つようになる。聖水の街、ルルドや癒しの奇跡の伝説を持つ教会を巡り、ケルトの伝説…

ヤマタノオロチ伝説から生まれた儀式と、鳶職の男女が戦う―白井弓子『天顕祭』

今日の更新は、白井弓子『天顕祭』再読感想です。 あらすじ・概要 鳶の若頭、真山は最近雇った女性の鳶、木島が低いところを恐れていると知る。彼女は故郷で「天顕祭」のクシナダヒメに選ばれ、儀式に携わる予定だった。しかしその儀式が不穏なものであると…