ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

兵庫

『心の傷を癒すということ』安克昌 角川ソフィア文庫 感想

あらすじ・概要 阪神大震災を経験した精神科医、安克昌。彼は阪神大震災とメンタルヘルスの問題について語る。災害直後の人々の精神状態から、精神疾患の人たちの病状悪化や苦悩、復興期に取り残される人たちのことなど、経験者ならではの視点で表現する。災…

【鉄道路線を楽しむ&観光】細川貂々『日帰り旅行は電車に乗って 関西編』感想

あらすじ・概要 著者夫婦は、電車好きの息子ちーと君の影響で、電車が好きになった。彼女らは宝塚市に引っ越し、関西で暮らすようになる。関西から日帰りできる範囲で電車に乗り、その土地の食べ物や文化に触れ、そのことを漫画に描いた本。 子どもの扱いに…

関西弁の女性が景気よく買い物してお茶して帰るだけの漫画―胡桃ちの『胡桃ちのpresents お気楽買い物極楽カフェ』

あらすじ・概要 主婦・エイコの趣味は買い物と、カフェや甘味処でお茶をすること。神戸や大阪を中心に街を巡り、店を覗いては服や雑貨、かばんを買う。そして買い物が終わったら、ゆっくりお茶をするのだ……。関西を舞台にした買い物漫画。

多重人格の少女の中にいる邪悪な人格が周囲に破滅をもたらす―貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』

あらすじ・概要 人の心を感じ取るエンパスである由香里は、阪神大震災の被災地で千尋という少女と出会う。彼女は多重人格(解離性同一障害)を発症しており、頭の中で様々な人格が乱立していた。治療を試みているうちに、由香里はその中に磯良(いそら)とい…

実在する店を、失恋したキャラクターたちが訪ねる2ページ漫画―木丸みさき『失恋めし 京都・奈良・大阪・神戸編』

あらすじ・概要 関西の町には、失恋した老若男女がいる。恋に破れた彼ら彼女らが失恋をきっかけに関西の実在する店を訪ね、おいしい料理に舌鼓を打ち、おしゃべりをして少し立ち直っていく。「関西ウォーカー」に掲載された「失恋」と「おいしいお店」をテー…

わけのわからなさが楽しくてしょうがない 「ベルギー奇想の系譜展 ボスからマルグリット、ヤン・ファーブルまで」行ってきたレポ

fantastic-art-belgium2017.jp 最近生活にハリがない気がして、「こういう時は美術館に行けばいいのでは」ということで行ってきました。 展覧会概要 ベルギーには「幻想」をテーマにした絵画が多く作られてきた。さまざまな悪魔を描いたヒエロニムス・ボスか…

彫刻や焼き物、モノでたどる古代ギリシャの歴史 「特別展 古代ギリシャ」行ってきたレポ

神戸市立博物館の「古代ギリシャ展」に行ってきました。 撮影OKな場所がほとんどなかったので、これしか写真がなくて申し訳ない。 www.greece2016-17.jp 今初めて見たけど、公式サイトコラムがあったりぬりえがあったりして気合が入ってますね。 展覧会概要 …