ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

大阪

図書館のヘビーユーザーが大阪市立図書館に49000円寄付してみた

この間大阪市立図書館に寄付をしてみたので、そのレポートです。 寄附をしようと思ったきっかけ 私は大阪市立図書館のヘビーユーザーなんですけど、市内で一番大きい中央図書館はともかく、地域ごとの図書館には全然新しい本が入らなくなってきているんです…

人生の絶望と孤独とそれでも存在する救い―『連続テレビ小説 おちょやん』

あらすじ・概要 実の父親に奉公に出され、道頓堀の芝居茶屋にやってきた竹井千代は、そこで見た芝居に心を打たれて役者を目指す。女性ばかりの一座で下働きをしたり、映画に出演したりの過程を経て道頓堀に戻り、そこで鶴亀家庭劇という喜劇一座に所属する。…

大阪で収集した怖くて不思議な話―田辺青蛙『大阪怪談』

あらすじ・概要 大阪には、さまざまな怪談がある。天王寺駅にいる幽霊、堀江の侍姿の亡霊、ぬいぐるみを拾った男性が助けられた話。大阪の歴史や伝承に触れつつ、著者が大阪を拠点にZOOMやSkypeを駆使して収集した怪談集。

実在する店を、失恋したキャラクターたちが訪ねる2ページ漫画―木丸みさき『失恋めし 京都・奈良・大阪・神戸編』

あらすじ・概要 関西の町には、失恋した老若男女がいる。恋に破れた彼ら彼女らが失恋をきっかけに関西の実在する店を訪ね、おいしい料理に舌鼓を打ち、おしゃべりをして少し立ち直っていく。「関西ウォーカー」に掲載された「失恋」と「おいしいお店」をテー…

『舞台「刀剣乱舞」天伝 蒼空の兵-大坂冬の陣-』(2/17 スイッチング配信版)感想【ネタバレ有】

※ハッピーな感想ではないので苦手な人はブラウザバックしてくださいね。 後半は褒めてるので読みたい人はそこまでスクロールしてください。 あらすじ・概要 大阪冬の陣に出陣した山姥切国広らの部隊は、そこで自分たちと同じ刀剣男士を見つける。別の本丸の…

オタク友達5人とお土産交換会をした話【体験談】

おみやげを交換しようと思ったのは人との交流に飢えているから 近頃はコロナ禍で友人に会う機会もめっきり減り、人との交流に飢えていました。 リモートでもいいから友人の気配を感じたい!! ということで「プレゼントを贈り合おう」と企画。 もちろんこの…

ツッコミどころが多いが私は好き―『アクダマドライブ』

あらすじ・概要 大阪によく似た町、カンサイに住む「一般人」は、一枚の500イェン玉を持ち主に返そうとしたことから、犯罪者たち「アクダマ」を集めた計画に巻き込まれる。謎のしゃべる猫ロボットに導かれ、カントウへと通じる伝説的乗り物、シンカンセンか…

わかりやすく感動させようとしてきて不愉快―『オカンの嫁入り』

あらすじ・概要 ふたりで暮らしてきた親子の月子と陽子。ある日陽子は、突然金髪の男・研二を連れてくる。「彼と結婚する」と発言した陽子に対し、月子は大きく反発する。月子は研二に対しても陽子に対しても頑なに心を閉ざすが、陽子のある秘密を知って三人…

Joshinでひとり暮らし用冷蔵庫を買った話【口コミ・レビュー】

政府からのお小遣い、何を買いましたか? 私は冷蔵庫を買いました。 他人の大きな買い物の過程を知る機会はあまりないので、読者さんの参考になるかと記事にしてみました。 冷蔵庫を探している人は読んでみてください。 冷蔵庫を選ぶ まず購入の条件として、…

大衆演劇で裏方の仕事をする女性の苦労と喜び―木丸みさき『わたしの舞台は舞台裏 大衆演劇裏方日記』

あらすじ・概要 著者は、大阪のとある劇場で大衆演劇の裏方をしている。たまたま見た大衆演劇にほれ込んだ著者は、大衆演劇に関わる仕事へ進んだのだ。大衆演劇ならではの文化、ひとりで裏方をすることの苦労、俳優の人々との付き合いなど、舞台に関わる日常…

だめだめな男女関係でも主観では運命―『自虐の詩』

今日の更新は、『自虐の詩』です。 あらすじ・概要 大阪の下町に、短気な男イサオと暮らす幸恵。気に入らないことがあるとたびたびちゃぶ台をひっくり返してしまう彼を、幸恵はけなげに愛している。周囲の人間はそんな幸恵を心配しているが、そのころ幸恵の…

パートタイム事務員の時差出勤体験記in大阪メトロ

素材:いらすとや(https://www.irasutoya.com/) 3月から、うちの会社に時差出勤が導入されました。もちろんコロナウイルスの影響です。 こんな機会はなかなかないと思ったので、時差出勤をした感想を書き残しておくことにしました。 まずどんな感じで出勤…

校長先生の朝礼みたいな言い回しはやめてくれ―山本巧次『阪堺電車177号の追憶』

今日の更新は、山本巧次『阪堺電車177号の追憶』です。 確か去年のハヤカワ電子書籍セールで買ったもの。 あらすじ・書籍概要 天王寺から大阪南部を走る阪堺電車177号。彼は電車に乗った人々がかかわった事件を回想する。戦時下、バブル、平成と、町が移り変…

パロディ過多な演出に笑った―ボンボヤージュ『旅ボン 大阪編』

今日の更新は、ボンボヤージュ『旅ボン 大阪編』です。 あらすじ 大阪の本を出すことになったイラストレーターのボンボヤージュ。三回に分けて大阪に出向き、その観光地を巡る。大阪城や道頓堀、新世界など、「べた」な世界を楽しむ一行なのだった……。

Primeリーディングでナニワ金融道を読み返したらやっぱり面白かった話

Primeリーディングでナニワ金融道が出てたので読み返していました。 やっぱり面白いな~と思ったので感想です。 あらすじ 消費者金融の帝国金融に入社した灰原は、そこで金融業界の闇を知っていった。金融屋をだまそうとする地面師の男、彼氏のためにソープ…

ボックスごとに店主が変わる古書店、「みつばち古書部」に行ってきました!【大阪文の里】

素材:Canva 大阪文の里の 「みつばち古書部」に行ってきましたよ。 www.irusubunko.com

古書店の日常をコミカルに描いていて笑える―グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記』感想

今日の更新は、グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん 大阪古本屋バイト日記』です。 古本屋アルバイト? 面白そうと思って手に取った一冊です。 あらすじ 著者のグレゴリ青山は、18歳のころ大阪梅田の古書店街でバイトをしていた。個性豊かな古書店の主や…

「FRUIT GARDEN 山口果物」は何がすごいのか 私が推す3つの理由

「#ちょうどいいお店」というお題企画を見かけたので、私の推し、山口果物の話をしようと思います。 ここは「心がすさんでいるときにふらっと入っておいしいもの食べるのにちょうどいいお店」です。 写真が使い回しで恐縮なんですが、許してほしい。 1.お…

大阪市北区堂島の本屋「本は人生のおやつです」に行ってきましたレポ

堂島の本屋さん「本は人生のおやつです」に行ってきましたよ。 honoya.tumblr.com

岸和田の少年が犯罪と暴力の中ぐだぐだな青春を送る『岸和田少年愚連隊』感想

雑誌の映画特集に載っていた映画です。 あらすじ 大阪、岸和田で生きるワルの少年たち。けんかや問題行動を繰り返し、何度も裁判所のお世話になる。そしてそこにある友情、恋愛感情。うだつの上がらない青春を描いた作品。

本を愛する古書店主が張り出した張り紙をたどる さかもとけんいち『ほんじつ休ませて戴きます 人生最晩年、あふれ出た愛の言葉集』 

知り合いのおすすめで手に取った本です。大阪の話ですしね。 書籍概要 大阪の古本屋「青空書房」。そこに貼られた「ほんじつ休ませていただきます」という張り紙には絵と一言が書かれている。その張り紙を紹介しながら、店主が半生を語っていく。画集と語り…

16世紀ネーデルラント絵画とその歴史的背景 『ブリューゲル「バベルの塔」展』行ってきました【感想】

バベルの塔展に行ってきました。 ベルギー奇想の系譜展に続いて、ネーデルラントづいている。 babel2017.jp 展覧会概要 ブリューゲルの最高傑作「バベルの塔」を中心に、ヒエロニムス・ボスの油彩、同時代の版画、彫刻などを集める。16世紀ネーデルラント…

大阪中之島のフリーペーパー『月刊島民』が面白い

中之島の近くに行くと持ってくるものがあります。それがフリーペーパー月刊島民です。 これがなかなか面白いので、その内容を紹介します。

漫画とともに読める飯テロエッセイ 平松洋子『サンドイッチは銀座で』感想

図書館で谷口ジロー追悼特集が組まれていたので、つい借りてしまった一冊です。 ときどき追悼特集みたいなものに反感を持つ人を見かけるけれど、作品は読まれなくなったときに死ぬから、「この間ニュースで亡くなった人はどんな作家なんだろう」というきっか…

劇場版「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」上映会に行ってきたレポ

www.tv-osaka.co.jp 図書館で上映会があったので、「天王寺おばあちゃんゾウ 春子 最後の夏」を見てきました。 天王寺動物園は保育所のころから何度も行っていて、映画の中でどのように描かれるのか興味がありました。 この映画はテレビ大阪の社会活動の一環…

『ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術』を見て感じた日本とフランスの漫画の違い

テレビで『ルーヴルNo.9』という展覧会のことをやっていたので興味を惹かれて行ってきました。 グランフロントに行くと毎回迷子になるんですけど。もうちょっとわかりやすい構造にしてくれればよかったのに。 manga-9art.com 今回はそこで感じた日本の「漫画…

「高津宮 とこしえ秋まつり」をぶらぶらしたときの写真レポ

大阪の高津宮で行われた「とこしえ秋まつり」に行きました。 だいぶ遅れてしまったけれど写真レポートを書きます。 d.hatena.ne.jp このお祭りはアーティストの人の発案で、このおっきい船に神様を入れるというのがメインらしいです。 この縄を願い事ととも…

日常に笑いを見出す創作落語の世界 中島らも『牛乳時代 らも咄』感想

中島らもの『牛乳時代』を読みました。 中島らもの創作落語を集めた本です。 牛乳時代―らも咄 (角川文庫) 作者: 中島らも 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1996/05 メディア: 文庫 クリック: 10回 この商品を含むブログ (55件) を見る 書籍概要 コピーラ…

まちライブラリー もりのみやキューズモールに行ってきたよ

まちライブラリー@もりのみやキューズモールに行ってきました。 machi-library.org まちライブラリーとは? まちライブラリーは、様々な人が本を寄贈していくことによって成長する地域密着型図書館です。読んだ本についてメッセージを書いたり、イベントを…

日本の妖怪絵画が一堂に見れる! 『大妖怪展―土偶から妖怪ウォッチまで』行ってきたレポ

あべのハルカス美術館でやっている『大妖怪展』を見てきました。 いや~面白かったです。 yo-kai2016.com