ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

家事

『収納しすぎて家、失いました』堀内三佳 バンブーコミックス すぐパラセレクション 感想

あらすじ・概要 大量の収納がある家を建て、それを誇りに思っていた著者。しかし事情があって家から退去することになり、大量のものと、自分の浪費癖に向き合うこととなる。ものに執着し続けた生活と、そこから生まれた家を片付けていく苦労を描いた、反省コ…

『私がダメ母だったわけ』武嶌波 コミックエッセイの森 感想

あらすじ・概要 著者は、愛しているはずの子どもにつらく当たってしまう。その原因は、親との関係にあるようで……。虐待の連鎖を起こさないために、著者の模索が始まった。毒親にならないために、親ができることは何なのか考える。 毒がなくならずとも薄まれ…

『モノがなくても、大丈夫!』麻生夕貴 ナンバーナイン 感想

あらすじ・概要 無駄なものばかり買って捨ててを繰り返していることに気づいた著者は、ものを最小限にして暮らすことにした。ものを捨てることで生まれる、思い出との別れの物語。捨てることで自分と向き合うコミックエッセイ。 捨てることで自分の過去を振…

『豆腐百珍 百番勝負』花福こざる コミックエッセイの森 感想

あらすじ・概要 江戸時代の豆腐レシピ本、豆腐百珍。そこに書かれているレシピを全て作ってみるという著者の挑戦が始まった。おいしいまずいに一喜一憂したり、手間のかかるレシピに苦戦したり、江戸時代と現代の違いを実感したり。体当たりの実録コミックエ…

価値観の違う人間が家事を協力して行うには話し合いが必要―倉田けい『倉田家は今日もわが家ルール見直し会議中!』

あらすじ・概要 フリーランスと勤め人の共働きである著者夫婦。彼らは「家事の分担」のために頻繁に会話をして作戦を立て、実行、フィードバックをしている。話し合いながら家事を分担する方法と、お互いストレスを溜めずに生活する工夫を描いたコミックエッ…

兼業主夫の日常は洗練されてもいないしかっこよくもない―劔樹人『今日も妻のくつ下は、片方ない 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』

あらすじ・概要 音楽関係の仕事をしていたが、持ち前の不器用さで貧困に陥っていた著者。そんな中、恋人にプロポーズされ、兼業主夫として生きていくこととなる。だが、主夫としての日常は、かっこよくもなく洗練されてもいなかった。情けなさとユーモアと、…

ヘルパーになった漫画家のお仕事コミックエッセイ―吉田美紀子『40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら』

あらすじ・概要 若いころは何本もの連載を持っていたが、年を取るにつれて仕事がなくなってきた漫画家の著者。バイトをしてみようとしたがうまく行かず、ひとりでできる仕事として選んだのは、訪問介護ヘルパーだった。ヘルパーとしての苦労やお年寄りとの交…

迷走する人だからこそ描ける整理術エッセイ―池田暁子『必要なものがスグに! とり出せる整理術』

あらすじ・概要 汚部屋から脱出した著者が、今度は家の整理に挑戦。文房具の仕分け、押入れの整理、棚の並べ方など、悪戦苦闘しながらもものが出しやすい家に向かっていく。ものを整理することによって生まれたものとは……。

誰かとコミュニケーションを取る生活うらやましい―きのしたきのこ『東京ルームシェア生活』

あらすじ・概要 東京でルームシェアを行う三人の女性。料理を作ってテーブルを囲み、おしゃべりに興じる毎日。一方で、お金のことや掃除のこと、引っ越しのときの話し合いなどトラブルの種もあって……。ルームシェアをする楽しさと困難を描いたコミックエッセ…

汚部屋を掃除したことから家族の闇が見えてきた―井上能理子『家族が片づけられない』

あらすじ・概要 うつをきっかけに実家に戻った著者。しかし実家は、大変な汚部屋と化していた。家の大掃除をし、住める環境に戻した著者だったが、家族は相変わらず片付けられないまま。その上、掃除を巡って口論になる始末。疲弊する原因は、彼らの心の闇に…

タイトル詐欺に注意だが内容はいい―まきりえこ『夫を変えて汚部屋がキレイになりました』

今日の更新は、まきりえこ『夫を変えて汚部屋がキレイになりました』です。 あらすじ・概要 捨てられない・片付けられない夫を持つ著者の家は、モノで埋まっていた。著者は家を片付けながら、自分自身の散らかしぐせに向き合っていく、それと同時に、夫も少…

片付けることによって暮らしやすい家を目指そう―まめこ『ちらからない‟おうち”でもっと幸せ家族になりました』

今日の更新はまめこ『ちらからない‟おうち”でもっと幸せ家族になりました』です。 あらすじ・概要 家が片付かないことに悩んでいた著者。ちらかっていることでストレスがたまり、いらいらしがちに。整理収納アドバイザーの村上直子の力を借り、暮らしやすい…

鬱憤を晴らしたいならいいかもしれない―佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』

今日の更新は、佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』です。 あらすじ・概要 日本の主婦は家事をしすぎである――。家事の専門家である著者は、「家事をやってきちんと暮らす」という価値観が日本の女性を苦しめているのではないかと考えている。海外の…

兼業主夫になった放送作家の戦いと和解―杉山錠士・アベナオミ『新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~』

今日の更新は、作:杉山錠士・絵:アベナオミ『新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~』です あらすじ・概要 放送作家の著者は、兼業主夫として仕事の量を控え、家庭に入ることを決意する。妻に代わって保育所の送り迎えをする著者を待っていた…

小さな掃除できれいに暮らす―春原弥生『ズボラ式こそうじ術』

今日の更新は、春原弥生『ズボラ式こそうじ術』です。 あらすじ・概要 掃除が苦手で、いつもまとめて掃除をしてきた著者。それで困ったことはないはずだった。しかしマメな彼氏と同居するのをきっかけに、自分の雑さ、ズボラさに向き合わざるを得なくなる。…

マニュアルではない「分担のしかた」を書く家事本―五藤隆介『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』

今日の更新は、五藤隆介『フルオートでしか洗濯できない人の男の家事』です。 あらすじ・書籍概要 家事の分担にチャレンジした著者は、すべての家事の過程を書き出し、妻に質問するなどして、家事を見えるようにしていく。そこには、無数の見えない家事が溢…

子どもの自活のための家事本―アントラム栢木利美『13歳からの家事のきほん46』

今日の感想は、アントラム栢木利美『13歳からの家事のきほん46』です。 書籍概要 普段何気なくやっている家事。もっと効率的にやるにはどうしたらいいのだろうか。ローティーン向けにイラストを使用しつつ。家事の基礎を語る本。

いかに家事を単純化して生活するか―Emi『わたしがラクするモノ選び』感想【Primeリーディング】

今日の更新は、Emi『わたしがラクするモノ選び』です。 amazonPrimeリーディングにあった本でした。 書籍概要 自らを「ズボラ」と称する整理収納アドバイザー、Emi。彼女の所有しているグッズを紹介し、いかに家事を単純化するか、そしてお気に入りのものに…

ADHDの生活改善の初歩 桜井公子『どうして私、片づけられないの? 毎日が気持ちいい!ADHDハッピーマニュアル』感想

Amazonで気になったので入手した本です。 書籍概要 日常で大きな困難が付きまとうADHD(注意欠陥多動性障害)の人々。本書では、さまざまなADHDの悩みを紹介しつつ、それにどのような改善策が取れるか、猫のイラストとともに紹介している。