ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

王宮

お針子女官が側室候補になって王宮を救う―小野はるか『宮廷女官ミョンファ 太陽宮の影と運命の王妃』

あらすじ・概要 太陽宮の針房部で女官(お針子)として働いていた明花(ミョンファ)は、女官の最高位、向宮を目指していた。しかしすったもんだのあげく王の承恩向宮(側室候補)になってしまう。王である韓眞(ハンジン)はお飾りの王だったが、彼と交流す…

気弱で優しい吃音の男がWWⅡ下での王となる―『英国王のスピーチ』

あらすじ・概要 イギリス王室王子のアルバート(バーティ)、のちのジョージ6世は、幼いころから吃音に悩まされていた。彼は妻の紹介で言語療法士のローグと出会う。初めはうさんくさく思いながらも、ローグがバーティにシェイクスピアをどもらずに朗読させ…

気弱でシャイな男が国王として戦時下の英国を率いる―『英国王のスピーチの真実~ジョージ6世の素顔~』

あらすじ・概要 第二次世界大戦下の英国で、国王として君臨していたジョージ6世。よき王として国を率いた彼だったが、実際には気弱でシャイ、大人しい人物だった。そして彼は、吃音というハンディキャップを抱えていた。『英国王のスピーチ』の題材となった…

主人公ダイアナに魅力を感じられなかった―『ダイアナ』

あらすじ・概要 保育士から皇太子妃になったダイアナ。しかしダイアナはチャールズ皇太子と離婚し、1997年に事故で死亡する。映画ではダイアナの恋愛、慈善事業への参加、パパラッチに追いかけまわされる日々を描き、彼女の人生に迫ろうとする。

びっくりするほど真面目なトルコ革命風ラブコメ―小田菜摘『革命は恋のはじまり~え?後宮解散ですか!?』

あらすじ・概要 皇帝に選ばれるはずが、革命によって後宮を追われた奴隷のナクシュデル。行き場のない彼女は革命に協力した国防軍の少尉、リュステムの家に身を寄せることとなる。後宮しか知らなかったナクシュデルは初めて国の抱える難しい事情を知り、改め…

悪の女王とドンパチ戦う白雪姫と小人―『白雪姫と鏡の女王』

あらすじ・概要 父を亡くし、女王となった継母に国を乗っ取られた白雪姫は、城の外に出て財政難な王国の現状を知る。女王は白雪姫を殺そうとするが、森に逃げ込んで小人たちに助けられる。一方で、女王はハンサムで金持ちの隣国の王子と再婚しようとしていた…

映画俳優がモナコに嫁いで公妃を「演じる」―『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

今日の更新は、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』です。 あらすじ・概要 映画俳優からモナコの公妃となったグレース・ケリー。窮屈な社交の世界に疲れ、映画の世界に戻りたいと願ってしまう。しかし、そんな彼女を世間はバッシングし……。グレースは、…

長月遥『不思議の国のハートの女王 世界の強制力で毒吐きまくり!?おかげで破滅ルートに入りそう』

今日の更新は、長月遥『不思議の国のハートの女王 世界の強制力で毒吐きまくり!?おかげで破滅ルートに入りそう』です。タイトル長いと記事タイトルに感想の一文要約が入れられないので悲しい。 あらすじ・概要 ハートの国の女王、エリノアは自分が転生者で…

女王候補は東の国で陰謀と出会う―荻原規子『西の善き魔女7 銀の鳥プラチナの鳥』

今日の更新は、荻原規子『西の善き魔女7 銀の鳥プラチナの鳥』です。 まとめ記事書こうとしたときにこれだけ感想を書いていなかったことに気付きました。 あらすじ・概要 女王の座をレアンドラと争うアデイルは、女学校の学友ヴィンセントとともに東の国ト…

長月遥『花冠の王国の花嫌い姫』感想のまとめとおすすめポイント3つ

今日の更新は、『花冠の王国の花嫌い姫』感想のまとめとおすすめポイントです。

結婚式の準備をしながら暗殺阻止―長月遥『花冠の王国の花嫌い姫6 祝福の赤薔薇』

今日の更新は、長月遥『花冠の王国の花嫌い姫6 祝福の赤薔薇』です。 あらすじ・概要 大砂漠帝国皇帝と離縁し、晴れて正式に結婚することになったイスカとフローレンス。しかしそこで、正教会の聖王アリオンの暗殺計画が持ち上がる。アリオンを救うため、正…

花粉症の姫、いい性格の聖職者と戦う―長月遥『花冠の王国の花嫌い姫5 クロサンドラの聖人』

今日の更新は、長月遥『花冠の王国の花嫌い姫5 クロサンドラの聖人』です。 あらすじ・概要 まだ大砂漠帝国の皇帝と離縁ができていないフローレンスは、静養を建前に皇帝の兄が住むズィーネへ向かう。彼は先の反乱の首謀者だった。しかし正教会の重要人物メ…

ラストが中途半端だが作画は一級品―惣領冬美『マリー・アントワネット』

今日の更新は、惣領冬美『マリー・アントワネット』です。 あらすじ・概要 オーストリアの女帝マリア・テレジアの娘、アントワネットはフランスのブルボン王家に嫁ぐことになる。その国王は口下手で会話が続かず、ヴェルサイユ宮殿はしきたりばかりで疲れて…

いい性格してるヒロインが砂漠の反乱を止める―長月遥『花冠の王国の花嫌い姫4 縁を結ぶゼラニウム』

今日の更新は、長月遥『花冠の王国の花嫌い姫4 縁を結ぶゼラニウム』です。 あらすじ・概要 兄、セリスに大砂漠帝国に嫁ぐことを命じられたフローレンス。イスカと「1年経ったら離縁して戻ってくる」と約束し、フローレンスは帝国に向かった。そこでは、現…

聡い少年がうつけの若宮に振り回される―阿部智里『烏は主を選ばない』

今日の更新は、阿部智里『烏は主を選ばない』です。 無料公開で読んだ本。 あらすじ・概要 地方の宮烏の家に生まれた少年、雪哉は、若宮の側仕えとして宮中で働くことに。しかしそこは、陰謀が渦巻く場所だった。奔放に振る舞う若宮に振り回されながらも、雪…

共感能力の低いヒロインが思い人を体を張って助ける―長月遥『花冠の王国の花嫌い姫2 ガーベラの約束』

今日の更新は、長月遥『花冠の王国の花嫌い姫2 ガーベラの約束』です。 何で表紙には巻数ついてないのにAmazonの書籍タイトルにはついてるんだろう……わかりやすくていいですけれど。 あらすじ・概要 重度の花粉症ゆえに花の少ない国、ラハ・ラドマのイスカ…

王宮にやってきたフィリエルの決断―荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』

3 今日の更新は、荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』です。 あらすじ・書籍概要 いとこのアデイルとともにハイラグリオン宮中に上がったフィリエル。フィリエルはそこで、複雑怪奇な貴族の文化を知る。襲われそうになったフィリエルを見たユーシスは、…

王家を中心としたイギリス史ダイジェスト―池上俊一『王様でたどるイギリス史』

今日の更新は、池上俊一『王様でたどるイギリス史』です。 あらすじ・概要 現在は立憲君主制の国イギリス。その王家はいつからあるのか、どのような歴史をたどってきたのか。アングロ・サクソンの時代から、現在のエリザベス女王の御代まで、イギリスの国王…

これは謎解きじゃなくて知識チートだよ!―日向夏『薬屋のひとりごと』

今日の更新は、日向夏『薬屋のひとりごと』です。 あらすじ・概要 人買いにさらわれ、後宮で働かされている猫猫(マオマオ)。圧倒的な薬の知識を持つ彼女は、後宮の事件を次々と解決する。しかし猫猫自身は、ひっそり暮らしたいと思っているようで……。

現実を拒み浪費を繰り返した国王―『ルートヴィヒ』(ルキノ・ヴィスコンティ)

今日の更新は、ヴィスコンティの映画『ルートヴィヒ』です。 あらすじ ドイツの領邦のひとつ、バイエルンの国王ルートヴィヒ2世が即位した。彼は芸術に耽溺し、浪費を繰り返す。おりしもプロイセンがドイツを統一しようとしている中、バイエルンはオースト…

【ダイマ】『王女コクランと願いの悪魔』がKindleでセールだよ

『王女コクランと願いの悪魔』がKindleでセールなことに気が付きました。 この作品がとても好きなので、モロにマーケティングするために記事を書くよ! 王女コクランと願いの悪魔 (富士見L文庫) 作者: 入江君人,カズアキ 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書…

将軍の正室となって国を動かせ 宮尾登美子『天璋院篤姫 上』感想

世界史は好きなんですが日本史には苦手意識があります。 そんな私が『天璋院篤姫』を読みました。あまり日本史はよくわかってないのでそういう人の感想としてお読みください。 新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) 作者: 宮尾登美子 出版社/メーカー: 講談社…

エリザベスVS無敵艦隊 『エリザベス ゴールデンエイジ』感想

『エリザベス ゴールデンエイジ』を見ました。 映画 『エリザベス:ゴルデン・エイジ』 予告編 あらすじ 処女王、エリザベスのもとで統治されているイギリス。子どものいないエリザベスに変わり、メアリ・スチュワートを女王にしようという動きが出てきます…

後宮で硬球をする乙女たち 石川博品『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』感想

『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』を読みました。 この作者も久しぶりですね。 後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 石川博品,Wingheart 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2013/12/25 メディア: 文庫 こ…

処女王エリザベスの恋と陰謀 『エリザベス』感想

『エリザベス』を見ました。 ずっとdtvになかったけど再配信されたようです。やったね。 エリザベス [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル 発売日: 2012/06/20 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (9件) を見る あらす…