ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

生活

コロナ禍の1年間で変わったこと5つ

お題「#この1年の変化」 公式企画で「この1年の変化」について語ろうということで、私も記事を作ってみました。項目は5つ。 それほど変わっていないと思い込んでいたけれど、書き出してみるといろいろ変化を思い出すものですね。 東京が遠くなった 大阪を…

不倫なんてするもんじゃないね!―うえみあゆみ『慰謝料上手にとれるかな?』

あらすじ・概要 家庭を壊す、伴侶の不貞。やりきれない気持ちを整理するため、罰を与えるため、せめて慰謝料は取りたい。自らも夫の不倫相手から慰謝料を取った著者が、「慰謝料を請求した人たち」にインタビュー。その怒りと悲しみ、慰謝料を取るためのテク…

人間関係に憶病になるのは今を生きていないから―イルセ・サン『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』

あらすじ・概要 なぜ自分のことを幸せにしてくれない人を好きになってしまうのか。他人と距離を置いてしまうのか。それは、過去の親子関係から生まれた「自己防衛」の行動によるものだった。過去の心の傷による心の壁を自覚し、それを解消していく方法を考え…

レズビアンカップルの日常をコミカルに描く―竹内佐千子『ハニー&ハニー デラックス 女の子どうしのラブ・カップル』

あらすじ・概要 サチコとマサコは女性同士のカップル。重い荷物が持てない、うっかり男性に惚れられてしまった、女同士の過去の恋愛事情……など、日常をコミカルかつゆるく紹介。苦労もありながらも人生を満喫するレズビアンコミックエッセイ。

ヘルパーになった漫画家のお仕事コミックエッセイ―吉田美紀子『40代女性マンガ家が訪問介護ヘルパーになったら』

あらすじ・概要 若いころは何本もの連載を持っていたが、年を取るにつれて仕事がなくなってきた漫画家の著者。バイトをしてみようとしたがうまく行かず、ひとりでできる仕事として選んだのは、訪問介護ヘルパーだった。ヘルパーとしての苦労やお年寄りとの交…

フランス文学者による衝動買いおもしろレビュー―鹿島茂『衝動買い日記』

あらすじ・概要 フランス文学者、鹿島茂は買い物が大好きである。店を物色し、いつも衝動買いをしては、後悔したり、当たりを引いたりしている。腹筋マシーン、猫の家、財布など、著者が購入した「衝動買いグッズ」とその後の使用結果を面白おかしく書いた連…

双極性障害の人間を看護する大変さ―ブリ猫。『家族もうつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生』

あらすじ・概要 定年退職間近になり、平和に暮らしていた男性。そんなある日、結婚した娘がオーバードーズして救急車に運ばれた。夫の浮気のストレスにより、彼女は親が知らないうちに双極性障害を発症していた。気分が上下する娘に戸惑いながらも、何とか彼…

睡眠の章は役に立った―『Tarzan特別編集 決定版 自律神経を整える』

あらすじ・概要 身体を裏からコントロールしている自律神経。それが不調になると、頭痛やだるさ、胃腸の不調などさまざまな体調不良になる。食生活・運動・睡眠などを通して、自律神経を整える方法を紹介するムック本。

ひとり暮らしの女が、アサヒサイクルの自転車の後ろかごを買った【口コミ・レビュー】

買い物用に自転車の後ろかごを買ったのでその経緯とレビューを書きました。 後ろかごを買ったのは買い物時の苦労のため なぜ後ろかごを買おうと思ったかというと、スーパーの帰りで荷物が多くなりがちだったからです。 たくさんの荷物を前かごに入れたりハン…

成人アトピーの夫とともに戦う妻―陽菜ひよ子『アトピーの夫と暮らしています』

あらすじ・概要 少し弱気だけど優しい夫。彼は実は、成人になってから発症したアトピー患者だった。アトピーをきっかけに離職や休養を余儀なくされながらも、何とかカメラマンとして自立しようとする夫。それを支え、ともに食事制限をしてきた妻から見たコミ…

ひとり暮らしをする中学生にすごくはらはら―宇田川うた子『14歳のひとり暮らし』

あらすじ・概要 突然の父親の海外赴任。中高一貫校に通っていた14歳の著者は、転校が嫌で日本に残ることを決意する。かくして中学生にしてひとり暮らしをすることになった。料理や勉強、お金のことなど、子どもゆえの失敗を描く。 読んでいてめちゃくちゃは…

暇つぶしできる作品ってすごいよね―たかぎなおこ『良いかげんごはん』

あらすじ・概要 東京でひとりぐらしをしてきた著者。彼女の好きなことは食べること。春夏秋冬の季節ごとに、漫画で食べ物エッセイをつづる。お花見、トマト、そうめんなど、日々の「良いかげん」な食生活を見せていくコミックエッセイ。

迷走する人だからこそ描ける整理術エッセイ―池田暁子『必要なものがスグに! とり出せる整理術』

あらすじ・概要 汚部屋から脱出した著者が、今度は家の整理に挑戦。文房具の仕分け、押入れの整理、棚の並べ方など、悪戦苦闘しながらもものが出しやすい家に向かっていく。ものを整理することによって生まれたものとは……。

わかりやすく丁寧な犬コミックエッセイ―赤澤英子『犬のおしりにしかれてます それでも仕えた11年の日々』

あらすじ・概要 イラストレーターである著者は、トイプードル(通称トイプ)を飼っている。ぬいぐるみのように愛らしいトイプだが、実はずるいところもあって……衣食住、しつけ、さんぽやトリミングなど、犬と暮らす生活を描いたコミックエッセイ。

誰かとコミュニケーションを取る生活うらやましい―きのしたきのこ『東京ルームシェア生活』

あらすじ・概要 東京でルームシェアを行う三人の女性。料理を作ってテーブルを囲み、おしゃべりに興じる毎日。一方で、お金のことや掃除のこと、引っ越しのときの話し合いなどトラブルの種もあって……。ルームシェアをする楽しさと困難を描いたコミックエッセ…

著者のスタンスがよくわからなかった―徳田雄洋『デジタル社会はなぜ生きにくいか』

あらすじ・概要 急速に発達していく情報化社会。しかしながら、それは本当に生きやすい社会なのだろうか。インターネット社会で起こるトラブルや悩みを紹介しつつ、テクノロジーや情報との向き合い方を考える本。

汚部屋を掃除したことから家族の闇が見えてきた―井上能理子『家族が片づけられない』

あらすじ・概要 うつをきっかけに実家に戻った著者。しかし実家は、大変な汚部屋と化していた。家の大掃除をし、住める環境に戻した著者だったが、家族は相変わらず片付けられないまま。その上、掃除を巡って口論になる始末。疲弊する原因は、彼らの心の闇に…

アトピーの子どもと暮らして追い詰められる夫婦―キム・チュンヒ『パパ、かいい!』

あらすじ・概要 売れない漫画家である著者は、外で働いている妻の代わりに家事を引き受け、アトピー性皮膚炎の娘を育てている。四六時中かゆさで騒ぎ続け、夜中もかいてやらないと眠れない娘に、夫婦は疲労していく。健康食品や自然療法を次々に試しても、娘…

萩野淳也『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』

今日の更新は、萩野淳也『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』です。 あらすじ・概要 何かとストレスフルな現代社会。マインドフルネスの考え方を元に、上手に休息を取る方法を紹介する。普段の動作に…

タイトル詐欺に注意だが内容はいい―まきりえこ『夫を変えて汚部屋がキレイになりました』

今日の更新は、まきりえこ『夫を変えて汚部屋がキレイになりました』です。 あらすじ・概要 捨てられない・片付けられない夫を持つ著者の家は、モノで埋まっていた。著者は家を片付けながら、自分自身の散らかしぐせに向き合っていく、それと同時に、夫も少…

鴻上尚史『鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』感想

今日の更新は、『鴻上尚史のもっとほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』です。 あらすじ・概要 「妻や兄弟が冷たい」「アニメグッズを捨てた母親を許せない」「理不尽な校則を変えようとして阻まれた」鴻上尚史が、俳優や劇団主催者として…

片付けることによって暮らしやすい家を目指そう―まめこ『ちらからない‟おうち”でもっと幸せ家族になりました』

今日の更新はまめこ『ちらからない‟おうち”でもっと幸せ家族になりました』です。 あらすじ・概要 家が片付かないことに悩んでいた著者。ちらかっていることでストレスがたまり、いらいらしがちに。整理収納アドバイザーの村上直子の力を借り、暮らしやすい…

飼育しにくい野生の鳥を買う苦労―犬飼ヒロ『カラス飼っちゃいました』

今日の更新は、犬飼ヒロ『カラス飼っちゃいました』です。 あらすじ・概要 ある日、動物好きの著者は傷ついたハシボソカラスを拾い、病院に連れて行った。けがで二度と飛ぶことができず、また持病もあるそのカラス。野生に戻せず自宅で飼うしかないらしい。…

人見知りの人生についてポジティブに語る―べつやくれい『ひとみしり道』

今日の更新は、べつやくれい『ひとみしり道』です。 あらすじ・概要 幼少期から人見知りだった著者。人見知りとしての半生を振り返り、人見知りの生き方について語る。ときどき話し方教室やフリーマーケットに参加しつつ、自分自身の人見知りっぷりについて…

科学と技術で作る屋内家庭菜園―中島水美『はじめての水耕栽培 お部屋でできる野菜づくり』

今日の更新は、中島水美『はじめての水耕栽培 お部屋でできる野菜づくり』です。確かいつかの99円セールで買ったもの。 あらすじ・概要 水に肥料を混ぜて野菜や花を栽培する水耕栽培。日光が足りなくても、スペースが少なくても、栽培は可能! 百均アイテム…

雇用と社会保障の両輪で人々の生活を支える―宮本太郎『生活保障 排除しない社会へ』

今日の更新は、宮本太郎『生活保障 排除しない社会へ』です。 あらすじ・概要 男性を主な労働力とし、長期雇用や女性の家事労働によって家庭を支えるのが日本の福祉モデルだった。しかしながら、雇用の崩壊によって過去の福祉システムは使えなくなっている。…

鬱憤を晴らしたいならいいかもしれない―佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』

今日の更新は、佐光紀子『「家事のしすぎ」が日本を滅ぼす』です。 あらすじ・概要 日本の主婦は家事をしすぎである――。家事の専門家である著者は、「家事をやってきちんと暮らす」という価値観が日本の女性を苦しめているのではないかと考えている。海外の…

人間に揉まれた演劇人が語る人間関係―鴻上尚史『鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』

あらすじ・概要 舞台の演出家であり作家でもある鴻上尚史。舞台人として数々の人間関係に揉まれてきた彼が、送られてくる人生相談に答える。友人との関係、夫婦の関係、夢を追いかけること。著者の経験から語られる、社会を生き抜くポイントとは。

カルトよりも著者にカルチャーショック―高田カヤ『カルト村で生まれました』

今日の更新は、高田カヤ『カルト村で生まれました』です。 あらすじ・概要 幼少期から思春期を「カルト村」で過ごした著者。そこは農業をベースとした共同体だった。子どもなのに強制労働、振るわれる体罰、理不尽なルール。その中でも子どもたちは案外たく…

敏感な人間同士共感したいならいいかも―高橋敦『「敏感」にもほどがある』

今日の更新は、高橋敦『「敏感」にもほどがある』です。 あらすじ・概要 敏感体質であるHSP。その当事者である著者が、敏感すぎる人間の日常について漫画と文章で語る。着ているものの材質に敏感、周囲が気になりすぎる、人の気分の上下に影響されてしまう………