ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

世界に新しい歌が生まれる 『ログ・ホライズン7 雲雀たちの羽ばたき』感想

『ログ・ホライズン7 雲雀たちの羽ばたき』を読みました。 少し間が空いてしまいました。 ログ・ホライズン (8) 雲雀(ひばり)たちの羽ばたき 作者: 橙乃ままれ,ハラカズヒロ 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン 発売日: 2014/09/29 メディア: 単行…

感想記事のまとめ 『ログ・ホライズンシリーズ』

ログ・ホライズンの記事が多くなってきたので一旦まとめ。 honkuimusi.hatenablog.com いびつな世界で生き残ることを決めたシロエの決意。これからどうする?の話。 honkuimusi.hatenablog.com 年少組パーティ初結成。ダンジョン潜りの秘訣について。 honkui…

買ったことのない雑誌を読んでみるシリーズ『MEN's Ex 10月号』

シリーズと銘打ったのにだいぶ間が空いてしまいました。 今回の読んでみた雑誌は、男性向けスーツ雑誌の『MEN's Ex 10月号』。 MEN'S EX (メンズ・イーエックス) 2016年 10月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 世界文化社 発売日: 2016/09/06 メディア: Kindle版 …

日本の妖怪絵画が一堂に見れる! 『大妖怪展―土偶から妖怪ウォッチまで』行ってきたレポ

あべのハルカス美術館でやっている『大妖怪展』を見てきました。 いや~面白かったです。 yo-kai2016.com

ゾンビと青春ストーリーの奇跡のコラボ 大樹連司『オブザデッド・マニアックス』

『オブザデッド・マニアックス』を読みました。 一巻完結のおすすめライトノベル記事に載っていたものです。ガガガは一巻完結多いですね。 あらすじ ゾンビマニアでゾンビに襲われることを夢見ていた丈二。彼が学校行事で向かった孤島のセミナーハウスで、突…

WPblogとWordpressで個人サイトを作る講座 登録からテーマの変更まで

最近は便利になっていろんな投稿サイトが見られるようになりました。 一方で、そこでいろんな問題もあるのは事実です。タグ問題……注意書きがどうこう……棲み分け……。 疲れたので個人サイト時代に戻りたい、でも今更タグ打ちはしんどいので無理。 というわけで…

にゃめまんが 私がややマイナー嗜好になってしまうワケ

大ヒットしてる映画より、「あんまり話題になってないけど面白いよね」っていう映画を見てしまう。素直に流行に乗れない私です。 ヒット作はリバイバル上映とか、レンタルに落ちてから見よう……と思ってしまいます。ある程度ブームが冷めてからだと「あれつま…

女優のおかしな日常を描く 室井滋『むかつくぜ!』感想

『むかつくぜ!』を読みました。 女優さんの名前が覚えられない人種なのでググったら、『小さいおうち 』の貞子さんだったんですね。服装でイメージ変わるな~。 むかつくぜ! (文春文庫) 作者: 室井滋 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2001/09 メディア: …

お弁当に入れるたまご焼きのいろいろなパターンを試してみた

最近お弁当を作ってます。 そこで重宝するのが卵焼き。卵一つ分入れるだけで結構スペースが埋まるし、調理も亜簡単で栄養価もあるのでよく入れます。 ただこれが毎日同じ味付けだと飽きるんですよね…… ということで試した卵焼きの味付けの覚書を作りました。…

オタクの自己肯定感を上げてくれる 『ゴーストバスターズ』感想

『ゴーストバスターズ』を見てきました。 リメイク前のものは見てないので、それを踏まえてお読みください。 映画 『ゴーストバスターズ』予告1 あらすじ 大学で働くエリンは、ともにゴーストの本を書いた友人と再会。彼女は今でもゴーストの研究を続けてい…

北の国で孤独な少女は運命の人と出会う 佐々木丸美『雪の断章』感想

『雪の断章』を読みました。 いつかの『活字倶楽部』に載っていたんですがいつの号かは忘れました。ちょっとネタバレがあるので畳みます。 雪の断章 (創元推理文庫) 作者: 佐々木丸美 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2008/12 メディア: 文庫 購入: 3人…

近所に子どもが増えるとこんなにいいことがある

最近保育所を作るとき地域の反対運動があるらしいですね。 news.livedoor.com 私もすごい子ども好きというわけではないし、近所で子どもが騒いでるとうるせえ!って言いたくなることもあります。 うちの近所は子どものいる家族に結構人気が高くて、この少子…

インドにおける愛国的団体はなぜ浸透したのか 中島岳志『ヒンドゥー・ナショナリズム』感想

積読崩そうとして放置してた本を消化してます。『ヒンドゥー・ナショナリズム』もその一冊。 ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ) 作者: 中島岳志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2002/07 メディア: 新書 購入: 1人 クリッ…

きょうだいたちの毒親からの自立 山中恒『ぼくがぼくであること』感想

『ぼくがぼくであること』を読みました。 Amazonのおすすめ欄に出てきたので読んでみた一冊です。 ぼくがぼくであること (つばさ文庫) 作者: 山中恒,庭 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2012/04/15 メディア: 単行本 購入: 2…

私は美意識低い系

この間、「女性は男のためではなく自分のためにおしゃれをする」っていう話でTwitterが盛り上がってるのを見ました。 まじで……みんなそうなの? 私自分のためにおしゃれしようとかあんまり思わないんだけど……。おしゃれな人はかっこいいから目の保養になるけ…

高機能自閉症の子どもたちのサポート方法 杉山登志郎『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート』感想

『アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート』を読みました。 これはエイリアンの地球ライフ―おとなの高機能自閉症/アスペルガー症候群に乗っていた参考資料。 アスペルガー症候群と高機能自閉症の理解とサポート―よりよいソーシャルスキルが身につ…

初めて美容院で眉カットしてもらったレポ

美容院で眉カットしてみようと考えました。 きっかけになったのはTwitterに投稿されていたお化粧講座です。なかなか難しかったので全部はできないけど、「眉剃るのが苦手なら美容院でやってもらってそれを整えればいい」というのはやれそうかもしれない、と…

レアアースを生み出す少女恋をする 青柳碧人『希土類少女』感想

『希土類少女』を読みました。 「レアアースを生み出す少女」という設定に興味をもって手に取った一冊。 希土類少女 (講談社文庫) 作者: 青柳碧人 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/04/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る あらすじ 体からジ…

生國魂神社の彦八まつりに行ってきたよ

この間の日曜日、生國魂神社の彦八まつりに行ってきました。 混みすぎててどうあがいても人の顔が映りそうだったから写真はないです。ごめんなさい。 公益社団法人・上方落語協会/彦八まつり 彦八まつりとは? 彦八まつりというのは、上方落語の元祖、米沢彦…

KingstonのUSBメモリーを買ったレポ

またUSBをなくしてしまいました。そこまで深刻じゃないけどあそこにしか入れてないデータもあったので、もったいないですね。いつかひょっこり出てくるのかもしれませんが。 そんなわけで、KingstonのUSBメモリーを買いました。 キングストン 16GB USB2.0メ…

彼はなぜ金閣寺を燃やしたのか 三島由紀夫『金閣寺』感想

『金閣寺』を読みました。 思えば三島由紀夫は読んだことがなかったなあと思って有名な作品をチョイス。新潮文庫の100冊 2016に入っていたのもあります。 金閣寺 (新潮文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/05 メディア: 文庫 購入:…

荒廃した世界に取り残されたロボットの話 秋山瑞人『鉄コミュニケイション 1 ハルカとイーヴァ』感想

『鉄コミュニケイション 1』を読みました。 これは秋山瑞人大好きな人におすすめされた本です。SFもロボットも好きだし読んでみることにしました。 鉄コミュニケイション1 (電撃文庫) 作者: 秋山瑞人,たくま朋正,かとうひでお 出版社/メーカー: KADOKAWA(ア…

国立民俗学博物館の中央アジア新展示を見に行ってきたレポ(とおまけ)

国立民族学博物館の中央アジア展示が新しくなったそうで。 新しくなった中央・北アジア展示に「社会主義の時代」セクションが登場。ソ連の影響を強く受けた中央・北アジアでは、社会主義の理想を実現しようと生活の改善がすすめられました。このため、さまざ…

ムーミンのプラスチックマグカップが使いやすい

ムーミンのプラスチックのマグカップが使いやすいので紹介します。 なんとなく買ったものでしたが意外と重宝してます。 ムーミン フタ付きマグカップ 森の中 MMLC1282 出版社/メーカー: スモール・プラネット メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブロ…

モスクワの地下鉄でサヴァイヴせよ ドミトリー・グルホフスキー『METRO2033 上』感想

『METRO2033 上』を読みました。 これもSF好きの友人にすすめられたもの。 Metro2033 上 作者: ドミトリーグルホフスキー 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2010/06/21 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 85回 この商品を含むブログ (9件) を見る あらす…

時間をめぐる恋愛短編アンソロジー 大森望編『不思議の扉 時をかける恋』感想

『不思議の扉 時をかける恋』を読みました。 時間SF大好きなので入手した一冊です。 不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫) 作者: 大森望 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/02/25 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 91回…

小説のようなアニメーション 『秒速5センチメートル』感想

『秒速5センチメートル』を見ました。 『君の名は』が気になっていて、ためしにこっちを見てみようかなということで見ました。 「秒速5センチメートル」予告編 HD版 (5 Centimeters per Second) あらすじ 小学生のころ、仲良しだった女の子、明里。遠野は…

エリザベスVS無敵艦隊 『エリザベス ゴールデンエイジ』感想

『エリザベス ゴールデンエイジ』を見ました。 映画 『エリザベス:ゴルデン・エイジ』 予告編 あらすじ 処女王、エリザベスのもとで統治されているイギリス。子どものいないエリザベスに変わり、メアリ・スチュワートを女王にしようという動きが出てきます…

詐欺で世界中を飛び回ったティーン フランク・アバネイル『世界をだました男 Catch Me If You Can』感想

『世界をだました男』を読みました。 以前映画を見た『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の原作です。 honkuimusi.hatenablog.com 映画がどのくらい創作なのか気になったので読んでみました。 世界をだました男 Catch Me If You Can (新潮文庫) 作者: フ…

作品への距離感の話 トリップ型と箱庭型、あなたはどっち

いろいろオタク活動して思うことは、人によって作品との距離感が違うなあということです。それは同じ作品を見ていても人によって違うし、同じ人でも別々の距離感で見ていることもあります。 今回は、「トリップ型」と「箱庭型」と仮に名付けて、その傾向につ…